チューリップ賞(G2)~過去3年傾向分析~堅実穴馬予想
チューリップ賞(G2) 阪神競馬場 芝1600m(右・外回り)
◎ココフィーユ
チューリップ賞の行われる阪神競馬場・芝1600m(右・外)の特徴は、道中はスローペースで進み、4コーナーあたりからスパートが開始されるラスト3Fハロン勝負になりやすいところです。したがって、ディープンパクト産駒の成績は良く、東京競馬場で勝ったことがある馬が好走しやすいところでもあります。
今年もハイペースの逃げを打ちそうな馬はおらず、例年通りの3ハロン勝負が予想されます。そうなると当然ダノンファンタジー、シェーングランツは間違いなく馬券圏内には入ってくるので、最後の1枠だけが空いているというところだと思います。
この馬は東京競馬場で2-1-0-1と良い成績を出しており、いずれも先行しての3ハロン勝負で残っています。スピードのある馬ですので今回も好走できるのでは。
あいさつ
今週の3月2日(土)は阪神競馬場でチューリップ賞が行われます。
予想するためにまずは過去3年の結果から傾向を分析したいと思います。
過去3年成績
2018年 良 ラップ:12.6 - 11.2 - 11.6 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 10.7 - 11.5 | |||||||
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 上り | 上り順位 | 父 | 母父 |
1着 | 5 | ラッキーライラック | 1:33.4 | 33.3 | 1位 | オルフェーヴル | Flower Alley |
2着 | 4 | マウレア | 1:33.7 | 33.3 | 1位 | ディープインパクト | Storm Cat |
3着 | 9 | リリーノーブル | 1:33.8 | 33.5 | 3位 | ルーラーシップ | クロフネ |
2017年 良 ラップ:12.4 - 10.7 - 11.1 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.9 | |||||||
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 上り | 上り順位 | 父 | 母父 |
1着 | 10 | ソウルスターリング | 2:03.2 | 33.8 | 2位 | フランケル | Monsun |
2着 | 7 | ミスパンテール | 2:03.3 | 33.7 | 1位 | ダイワメジャー | シンボリクリスエス |
3着 | 3 | リスグラシュー | 2:03.5 | 33.9 | 3位 | ハーツクライ | American Post |
2016年 良 ラップ:12.2 - 11.0 - 11.4 - 12.2 - 12.1 - 11.2 - 11.1 - 11.6 | |||||||
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 上り | 上り順位 | 父 | 母父 |
1着 | 11 | シンハライト | 1:32.8 | 33.0 | 1位 | ディープインパクト | シングスピール |
2着 | 9 | ジュエラー | 1:32.8 | 33.0 | 1位 | ヴィクトワールピサ | Pistolet Bleu |
3着 | 7 | ラベンダーヴァレイ | 1:33.0 | 33.7 | 4位 | ディープインパクト | フレンチデピュティ |
やはり、瞬発力のある馬、早い上がりを出せる馬が好走します。実績のある馬は外せないですね。
阪神1600mはコース形状によりこのような瞬発力勝負になりやすい特徴があります。
4コーナーあたりからスパートが始まって、3ハロン勝負になりやすいです。このような流れで好走している馬あるいは対応できそうな馬を狙っていきたいです。
次にココフィーユについてです。
今回のレースもこの馬には合っている流れです。
メンバーを見ても楽に前は取れそうです。有力馬も控える競馬をしたり、権利取りのために攻めた騎乗をしなかったりでしょうから、道中は楽に進めることを期待しています(願望)。きっとラスト3ハロンの勝負も耐えれるでしょう。
読んでいただきありがとうございました。